大建工が3連騰で年初来高値更新、第2四半期営業利益予想の大幅上方修正を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/18 10:37
 大建工業<7905.T>が3連騰で2000円大台に乗せるとともに、9月28日につけた年初来高値2025円(株式併合修正値)を更新した。同社は住宅資材の大手で、宿泊施設向けなどに防音建材などが好調で収益に貢献、17日取引終了後に発表した17年3月期の第2四半期連結業績予想の修正では、営業利益を28億円から38億円(前年同期比55.0%増)へ、最終利益を19億円から27億円(同3.4%増)へ大幅増額しており、これが新高値の原動力となった。

 売上高は、海外市場で円高推移に伴い為替換算で減少したものの、ほぼ想定ラインを維持。一方、営業利益、最終利益については、原材料やエネルギー関連のコストダウンなどがエコ事業を中心に順調に推移したことで、利益率が改善したことが上振れ要因となった。通期業績予想については、11月7日に予定する第2四半期決算発表時に公表する見通しで、上方修正期待が高まっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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