イーレックスが上場来高値、電力設備増設報道で強弱感錯綜も買い優勢に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/14 10:52
 イーレックス<9517.T>がしぶとく売り物をこなし上場来高値を更新。朝方は軟調だったものの、押し目買いが入りプラス圏に切り返している。同社は代理店を通じ余剰電力を買い取り顧客に販売する新電力の一角で、今年4月から開始された電力の全面自由化で業容拡大のチャンスを迎えている。

 新電力各社は需要を取り込むための設備投資に前向きだが、バイオマスの自社電源を保有する同社も増強に積極的だ。14日付けの日本経済新聞は、同社が「2020年度に西日本でバイオマス発電所を新たに2カ所新設する」と報じており、これによる500億円規模とされる投資金額への負担を警戒する動きも出たが、中期的な業容拡大に期待する動きが勝り、売りを吸収した格好。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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