◆リスク回避の円買い戻し優勢で“にわか上値期待”収束
※ご注意:予想期間は10月15日と表示されていますが、本日(10月14日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
“にわか上値期待”が群がり始めると、やはりこうなってしまうのか…?
弱い中国貿易収支が株安・債券高をもたらした昨日は、リスク回避の円買い戻しが優勢でした。
また1.10ドルの大台を割り込んだユーロドルが“一旦の下値達成感”にて買い戻された欧州タイム序盤には、幅広い通貨に対してドル売りも進行しました。
この双方の影響を受けたドル円は、東京タイム序盤の104.60円水準から、NYタイム序盤の103.30円水準へと売り込まれていきました。
もっとも1万8000ドルを割り込んだNYダウが下げ渋ると、原油は反発、米10年国債利回りも1.72%⇒1.74%へと持ち直していき、ドル円も103円後半へと押し戻されていきました。
なお米新規失業保険申請件数は1973年11月以来の水準で横ばい(24.6万件)、来年の投票権を持つハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は「年内は1回、来年は少なくと2回の利上げが望ましい」と発言しましたが、特に大きな反応は見られませんでした。
“にわか上値期待”が群がり始めると、やはりこうなってしまうのか…?
弱い中国貿易収支が株安・債券高をもたらした昨日は、リスク回避の円買い戻しが優勢でした。
また1.10ドルの大台を割り込んだユーロドルが“一旦の下値達成感”にて買い戻された欧州タイム序盤には、幅広い通貨に対してドル売りも進行しました。
この双方の影響を受けたドル円は、東京タイム序盤の104.60円水準から、NYタイム序盤の103.30円水準へと売り込まれていきました。
もっとも1万8000ドルを割り込んだNYダウが下げ渋ると、原油は反発、米10年国債利回りも1.72%⇒1.74%へと持ち直していき、ドル円も103円後半へと押し戻されていきました。
なお米新規失業保険申請件数は1973年11月以来の水準で横ばい(24.6万件)、来年の投票権を持つハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は「年内は1回、来年は少なくと2回の利上げが望ましい」と発言しましたが、特に大きな反応は見られませんでした。