【売り】BEENOS㈱(3328)東証一部への市場変更だが既に織り込み済み。出尽くし感から売り先行へ= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2016/10/04 23:17

■注目銘柄:【売り】BEENOS㈱(3328)

インターネット通販を行う持株会社。
日本で初めて共同購入システムを導入した。
1999年設立、本社所在地は東京都品川区。

■注目理由
7月21日に決算を発表。
平成28年9月期第3四半期(27年10月-28年6月)の業績は、前年同期比で売上高+14.2%、経常損益は+12.5%となった。
通期計画に対する進捗率は122.3%とすでに上回り、さらに前年同期の90.0%も超え、売上営業損益率は前年同期の6.9%→12.5%に急改善し、好調だ。

一方でチャートを見ると、株価が25日・75日移動平均を下回っており、また中期的な相場を示す基準線よりも短期的な相場を示す転換線の方が下にあることから、目先は軟調傾向が続く可能性がある。
前週末に東証一部への市場変更承認を発表したが、9月5日に株式売出を発表した際にこの件について既に明らかにしていたことから方向性は織り込み済みとの見方もあり、短期的な材料出尽くし感につながるか。(出典:2016年10月3日 Kabutanニュース)
しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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