◆日経平均の動きで判断しにくい相場状況
29日の日経平均は小幅反発を想定します。
28日の日経平均は-218円の反落でしたが、9月配当落ち分が115円程度のため、実質は100円程度の下落でした。
海外要因では、ドイツ銀行の大幅な下落が警戒されたものの欧州株の下げは小幅でしたし、NYダウは反発しましたから、日経平均が下がらなくてもよさそうな結果でした。
しかし、米国大領領候補のテレビ討論会の結果を最初に織り込んだのが日本市場と考えますと、欧米市場に連動しにくかったのかもしれません。27日の大幅上昇で先行して上昇したため、反動安につながったのだと思われます。
ただし、前日に日経平均が大陽線で終わった流れであれば、即日で配当落ちを埋めてもおかしくなかったかもしれません。28日の結果で、日経平均や主力大型株の先高期待が強くないことを確認できたのではないかと考えています。
そうはいっても悲観に大きく傾いているわけではなさそうなので、一進一退の方向感がない展開を考えて小幅反発を想定します。
一方、日経平均に比べて、小型株指数の強さが目立っています。
日経平均は9月5日に17000円台を回復してから調整ムードが強くなっていますが、28日の騰落レシオは114.60%と高水準を保っていたり、年初来高値を更新する銘柄が多く見られています。
これらのデータは、今の相場が個別株中心の展開になっていることを物語っているのだと思われます。
日経平均が急落するような展開になれば個別株を物色する意欲も後退してしまうでしょうが、方向感がない日経平均と対照的に意外と上がる銘柄が目立つ、そんな雰囲気が続くのではないかと考えています。
28日の日経平均は-218円の反落でしたが、9月配当落ち分が115円程度のため、実質は100円程度の下落でした。
海外要因では、ドイツ銀行の大幅な下落が警戒されたものの欧州株の下げは小幅でしたし、NYダウは反発しましたから、日経平均が下がらなくてもよさそうな結果でした。
しかし、米国大領領候補のテレビ討論会の結果を最初に織り込んだのが日本市場と考えますと、欧米市場に連動しにくかったのかもしれません。27日の大幅上昇で先行して上昇したため、反動安につながったのだと思われます。
ただし、前日に日経平均が大陽線で終わった流れであれば、即日で配当落ちを埋めてもおかしくなかったかもしれません。28日の結果で、日経平均や主力大型株の先高期待が強くないことを確認できたのではないかと考えています。
そうはいっても悲観に大きく傾いているわけではなさそうなので、一進一退の方向感がない展開を考えて小幅反発を想定します。
一方、日経平均に比べて、小型株指数の強さが目立っています。
日経平均は9月5日に17000円台を回復してから調整ムードが強くなっていますが、28日の騰落レシオは114.60%と高水準を保っていたり、年初来高値を更新する銘柄が多く見られています。
これらのデータは、今の相場が個別株中心の展開になっていることを物語っているのだと思われます。
日経平均が急落するような展開になれば個別株を物色する意欲も後退してしまうでしょうが、方向感がない日経平均と対照的に意外と上がる銘柄が目立つ、そんな雰囲気が続くのではないかと考えています。