◆会合後に円高が加速する傾向が続くか?
21日の日経平均は、大幅下落を想定します。
3連休明け20日の日経平均は小幅反落でしたが、TOPIXは小幅続伸、騰落銘柄数も値上がりと値下がりが拮抗しており、方向感のないもみ合いでした。
21日の昼に日銀政策決定会合、深夜にFOMCの結果が出る前日ですから、積極的に動けないのも致し方ありません。
いよいよ21日は日銀政策決定会合の結果発表日です。どう動くかまったくわからないのですが、大幅下落を想定した理由は、日銀政策決定会合の日に円高が加速する傾向があるためです。
直近3回の日銀政策決定会合(4月28日、6月16日、7月29日)では、日銀政策決定会合の日に急激な円高になっています。
4月は期待が先行した円安の反動もありましたが、6月、7月ともに期待が先行していなかったのに円高が加速しました。
短期売買のトレーダーが条件反射的に仕掛けているのかもしれませんが、日銀政策決定会合でサプライズがあると困るので、イベント前は為替の動きが止まってしまうのだと思われます。
直近のドル円相場も小康状態で動きが止まっています。直近3回の傾向と同じように、日銀政策決定会合をきっかけに円高に触れる可能性を警戒しておきたいところです。
また、日経平均のテクニカル的にも25日移動平均線が下向きに変化し、5日移動平均線も下向きを継続しているため、短期的には同じ方向に加速しやすい状況と見ています。
さらに21日はFOMCの結果を深夜に控えていること、翌日が祝日であることから、積極的に買い持ちしにくい事情があります。
これらを総合的に判断すると、日経平均も円高に条件反射して下落する可能性がありうるという結論になります。
ただし、今年の傾向を振り返りますと、日経平均が16000円程度から買い下がっていれば報われているのも事実です。
今年は年初の暴落からスタート、日銀の政策に一喜一憂したり、イギリスがEUを離脱して暴落しましたが、16000円以下でさえ買っていれば儲かった相場展開だったといえます。
もしも日銀政策決定会合で日経平均が下ブレすれば、節目の16000円に近づくでしょう。日銀政策決定会合の日は毎回乱高下する日ですが、急落してもあせらずに、今年の買い場に近づいたくらいの余裕を持って対応していきましょう。
3連休明け20日の日経平均は小幅反落でしたが、TOPIXは小幅続伸、騰落銘柄数も値上がりと値下がりが拮抗しており、方向感のないもみ合いでした。
21日の昼に日銀政策決定会合、深夜にFOMCの結果が出る前日ですから、積極的に動けないのも致し方ありません。
いよいよ21日は日銀政策決定会合の結果発表日です。どう動くかまったくわからないのですが、大幅下落を想定した理由は、日銀政策決定会合の日に円高が加速する傾向があるためです。
直近3回の日銀政策決定会合(4月28日、6月16日、7月29日)では、日銀政策決定会合の日に急激な円高になっています。
4月は期待が先行した円安の反動もありましたが、6月、7月ともに期待が先行していなかったのに円高が加速しました。
短期売買のトレーダーが条件反射的に仕掛けているのかもしれませんが、日銀政策決定会合でサプライズがあると困るので、イベント前は為替の動きが止まってしまうのだと思われます。
直近のドル円相場も小康状態で動きが止まっています。直近3回の傾向と同じように、日銀政策決定会合をきっかけに円高に触れる可能性を警戒しておきたいところです。
また、日経平均のテクニカル的にも25日移動平均線が下向きに変化し、5日移動平均線も下向きを継続しているため、短期的には同じ方向に加速しやすい状況と見ています。
さらに21日はFOMCの結果を深夜に控えていること、翌日が祝日であることから、積極的に買い持ちしにくい事情があります。
これらを総合的に判断すると、日経平均も円高に条件反射して下落する可能性がありうるという結論になります。
ただし、今年の傾向を振り返りますと、日経平均が16000円程度から買い下がっていれば報われているのも事実です。
今年は年初の暴落からスタート、日銀の政策に一喜一憂したり、イギリスがEUを離脱して暴落しましたが、16000円以下でさえ買っていれば儲かった相場展開だったといえます。
もしも日銀政策決定会合で日経平均が下ブレすれば、節目の16000円に近づくでしょう。日銀政策決定会合の日は毎回乱高下する日ですが、急落してもあせらずに、今年の買い場に近づいたくらいの余裕を持って対応していきましょう。