ドル円、神経質な展開・・・・・

著者:柳澤浩
投稿:2016/09/20 15:50

明日の日米決定会合を前にして・・・・・

昨日の海外市場では、先週金曜日に米CPIが予想を上回った事を受けて強まったドル買いの流れが一服し、ドルを売る動きが強まり、ドル円は101円台半ばまで反落する動きとなりました。

NY時間昼前には、ドル売りも一巡し、米住宅市場指数が予想を上回った事もあって、値を戻し、101.90円台まで反発して、NY時間の取引を終えています。

本日の東京時間には、反落してスタートした日経平均株価が一時上昇に転じ、ドル円も102円台を回復する局面が見られましたが、結局、101円台後半に押し戻されて揉み合いを続けています。

今夜は、明日の日銀金融政策決定会合とFOMCの結果発表を前に、神経質な展開が継続しそうです。但し、日銀の追加緩和観測は根強い事から、今夜はドルの下値は限定的なものとなりそうです。
柳澤浩
(株)FXプライム byGMOチーフアナリスト
配信元: 達人の予想