明日の東京株式市場見通し
1日の東京株式市場では、継続する外国為替市場での円安・ドル高傾向を好感して、輸出関連の銘柄中心に買いが先行する展開となりそうだ。ただ、日経平均株価は過去に滞留日数の多かった価格帯に浮上していることから、戻り待ちの売りも予想される。
市場関係者からは「外国為替市場で、1ドル=103円台と約1カ月ぶりの円安水準となったことで、トヨタ自動車<7203>に代表される主力の輸出関連銘柄に物色の矛先が向いた。また、やや出遅れ感のあったメガバンクも大商いを集めて大幅高の買われたことが売買代金の増加につながった」との見方が出ていた。
31日の東京株式市場は、外国為替市場での円安進行を追い風として主力株中心に終始強調展開。日経平均株価終値は、前日比162円04銭高の1万6887円40銭と反発した。東証1部の売買代金は2兆2045億円と、3日ぶりに活況の目安とされる2兆円を上回り、9日の2兆2254億円以来の水準に増加した。
市場関係者からは「外国為替市場で、1ドル=103円台と約1カ月ぶりの円安水準となったことで、トヨタ自動車<7203>に代表される主力の輸出関連銘柄に物色の矛先が向いた。また、やや出遅れ感のあったメガバンクも大商いを集めて大幅高の買われたことが売買代金の増加につながった」との見方が出ていた。
31日の東京株式市場は、外国為替市場での円安進行を追い風として主力株中心に終始強調展開。日経平均株価終値は、前日比162円04銭高の1万6887円40銭と反発した。東証1部の売買代金は2兆2045億円と、3日ぶりに活況の目安とされる2兆円を上回り、9日の2兆2254億円以来の水準に増加した。