明日の東京株式市場見通し
30日の東京株式市場は、きょうの大幅上昇の反動で利益確定の売りが予想されるものの、外国為替市場で円安・ドル高進行が継続していれば、日経平均株価は続伸となりそうだ。日足チャートでは、25日移動平均線(1万6559円=29日)を一気に上抜いたことから、先高期待感が高まっている。
市場関係者からは「米国は、先週末に米連邦準備制度理事会(FRB)のスタンスがある程度明確になり、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げの可能性が浮上した。日本では9月20、21日に開催される日銀の金融政策決定会合で行う“総括的な検証”の結果、何らかの追加金融緩和が実施されるとの見方が多く、日米金利差が拡大し、円安・ドル高の進行が想定できる」との見方が出ていた。
ただ、気になるのは、きょう日経平均株価が大幅上昇したにも関わらず、東証1部の売買代金は1兆8027億円と、相変わらず2兆円を割り込む低水準にとどまっていることだ。ここから上の価格帯では、戻り待ちの売りの増加が想定されることから、実需買いの正念場となりそうだ。
市場関係者からは「米国は、先週末に米連邦準備制度理事会(FRB)のスタンスがある程度明確になり、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げの可能性が浮上した。日本では9月20、21日に開催される日銀の金融政策決定会合で行う“総括的な検証”の結果、何らかの追加金融緩和が実施されるとの見方が多く、日米金利差が拡大し、円安・ドル高の進行が想定できる」との見方が出ていた。
ただ、気になるのは、きょう日経平均株価が大幅上昇したにも関わらず、東証1部の売買代金は1兆8027億円と、相変わらず2兆円を割り込む低水準にとどまっていることだ。ここから上の価格帯では、戻り待ちの売りの増加が想定されることから、実需買いの正念場となりそうだ。