ケーヒンに底値買いの動き、直噴システム好調でPBRに割安感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/08/29 13:29
 ケーヒン<7251.T>が反発。ジャクソンホールでのイエレン発言を受けてドル安・円高の動きとなり、自動車メーカーに買いが集まっているが、その延長線上で自動車部品株にも物色の矛先が向いている。同社株は8月18日以降、売り物がかさみ下に放れた格好となっていたが、足もとは安値を拾う動きが顕在化し、25日移動平均線とのマイナスカイ離修正の動きにある。

 ホンダ<7267.T>系部品メーカーで、燃料直噴システムで好調な需要を取り込む。また、世界的な排ガス規制を背景としたエコカー需要に対応し、ハイブリッド車向け製品を充実、中核部品の内製化を推進するなどで一貫生産体制も確立している。円高デメリットはあるもののPBR0.7倍台、配当利回り2.5%前後の時価は割安感もある。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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