非農業部門雇用者数に注目・・・・・

9月利上げ観測再燃となれば・・・・

昨日の海外市場では、日経平均株価反発により、101.60円台を回復していたドル円が、イングランド銀行の予想以上の金融緩和措置発表を受けて、ポンド円とともに下落し、101.00円付近まで値を崩しました。

本日の東京時間には、日経平均株価とともに101円台での揉み合いに終始。今夜発表予定の米・7月雇用統計発表を前に、方向感に欠ける展開となり、現在も101.00円付近で推移しています。

米・7月雇用統計の予想は、非農業部門雇用者数が18万人増、失業率は4.8%に低下し、平均時給は前月比0.2%増となっています。非農業部門雇用者数が先月並みとなれば、ドルの支援材料となりそうです。

先週の米ＧＤＰが予想外の弱い数字となり、9月利上げの可能性がほぼ消滅しましたが、雇用統計次第で、9月利上げ観測が多少でも再燃すれば、ドル円は102円台を回復する動きは見せるものと思われます。