鉄鋼セクターが4%超下落で業種別値下がりトップ、円高と中国の保護主義政策を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/26 12:48
 新日鉄住金<5401.T>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411.T>日新製鋼<5413.T>東京製鉄<5423.T>共英製鋼<5440.T>など鉄鋼株が、後場寄り段階の業種別騰落率で4%を超える下げとなり、値下がり率トップに売られている。

 鉄鋼セクターは6月の粗鋼生産量が3カ月連続で前年同期比プラスを記録するなど生産底入れの動きを背景にここ戻り足をみせていたが、きょうは反動安に見舞われ全般相場の下落を助長している。足もとの急速な円高進行が輸出採算を悪化させる思惑として嫌気されているほか、中国が日本製の方向性電磁鋼板にダンピング関税の適用を決めたことに伴い、保護主義強化の流れを背景とした収益デメリットも懸念されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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