ゼニス羽田が続伸、電線地中化関連で投機資金攻勢続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/26 10:56
 ゼニス羽田ホールディングス<5289.T>が全般悪地合いの間隙を縫って上昇、前日のストップ高に続き材料株特有の上値追い態勢をみせている。マンホール製造など雨水向けなどを中心としたコンクリート2次製品を手掛け、電線地中化関連の一角として物色人気を集めている。都知事選は小池百合子氏の優勢が伝わるなか、氏が無電柱化を推進する考えを示していることが投機資金の食指を動かしている。
 
 きょうは前日に人気化した電線セクターなどは、全体地合い悪もあって利益確定売りに反落するものが多いが、「同社株はPER9倍前後、PBR0.8倍弱と割安感が強いうえ、発行株数4600万株と小粒で浮動株比率も低いことが短期資金に好まれている」(国内ネット証券大手)と指摘されている。2014年9月には高値560円台まで買われた経緯があるが、その後は一貫した長期下落トレンドで2年近くにわたり相場がなかったことから売り物が枯れている強みもあった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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