任天堂はウリ気配スタート、ポケモン関連株は高安入り乱れる状況に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/25 09:10
 任天堂<7974.T>がウリ気配で始まった。前週は米国など海外で空前の大ヒットを飛ばした「ポケモンGO」の国内配信に前後して大きく株価水準を切り上げたが、目先は過熱気味に買われた反動から利益確定の売りがかさんでいる。22日の米国株市場ではADRが大幅安となっており、これに追髄する展開となった。任天堂では22日に、ポケモンGOの配信による同社の連結業績予想への影響について限定的であるとのリリースを出しており、これが目先筋の手仕舞い売りを誘発している。

 一方、ポケモンGO関連株に位置付けられる銘柄群は、一段と買われるものと利食い売りに値を下げるものが入り乱れる状況にある。日本マクドナルドホールディングス<2702.T>、イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>エスケイジャパン<7608.T>などがウリ気配スタートとなっている。半面、サノヤスホールディングス<7022.T>はカイ気配、FDK<6955.T>エレコム<6750.T>アイ・オー・データ機器<6916.T>などもカイ気配スタートとまさに明暗が分かれている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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