英ＰＭＩに注目・・・・・

ポンド上昇ならドル円も連れ高か？・・・・・

昨日の海外市場では、黒田日銀総裁が英ＢＢＣとのインタビューで「ヘリコプターマネーは必要性も可能性も無い」と述べた事が伝えられ、ドル円は106円台後半から、一気に、105円台半ばまで急落しました。

その後発表された米国指標が強弱まちまちとなったものの、ドル円は幾分値を戻し、106円台半ばまで反発しましたが、NYダウが反落し、米国債利回りも低下した為、再び106円の大台割れでＮＹ時間を終えました。

本日の東京時間も、日経平均株価が続落した事から、ドルの上値は重く、106円台に乗せた滞空時間はわずかな時間に留まり、105円台後半での揉み合いに終始しました。

今夜は、欧米の製造業と欧州のサービス業のＰＭＩ速報値の発表が予定されています。今回は特別に英国の速報値も発表されますが、予想外に良い数字が出ると、ポンドが上昇し、ドル円をも押し上げるかもしれません。