トルコクーデター
日本時間16日早朝に伝わったトルコクーデターに関する第1報。NY時間も取引が薄くなっていた時間帯だっただけに市場ではほとんど消化されていない状況での報道。週明けの相場がどうなるのかかなり懸念されていましたが、日曜日には未遂に終わったと伝わり、さらなるトルコ売りは回避。実際、月曜日のイスタンブール100指数も上昇してスタート、ただ、その動きは長続きしませんでした。
米国に亡命中のイスラム教指導者ギュレン師と関連が疑われるテレビ・ラジオ計24局の免許取り消し、事件に関連した軍人・司法関係者らを拘束、国立・私立を問わず学部長の辞職を求めるなど立て続けに粛清の嵐が伝わると、一気に株式、トルコリラは売り優勢の展開へ。
そして、本日エルドアン大統領から『重大な発表』がなされるとの情報も。その中身は高官からのソースとして「社会の団結とトルコの民主主義への信頼性を高めるもの」とのことですが、エルドアン大統領の発表を聞くまでは、予断を許さない状況が続きそうです。
死刑復活論も浮上しており、現実味を増すと、EUとの関係もこじれる火種となります。何よりこの問題が長引くようであれば、トルコからの資金引き上げが急速に進むことになり、トルコにとって厳しい展開になることが容易に予想されます。
米国に亡命中のイスラム教指導者ギュレン師と関連が疑われるテレビ・ラジオ計24局の免許取り消し、事件に関連した軍人・司法関係者らを拘束、国立・私立を問わず学部長の辞職を求めるなど立て続けに粛清の嵐が伝わると、一気に株式、トルコリラは売り優勢の展開へ。
そして、本日エルドアン大統領から『重大な発表』がなされるとの情報も。その中身は高官からのソースとして「社会の団結とトルコの民主主義への信頼性を高めるもの」とのことですが、エルドアン大統領の発表を聞くまでは、予断を許さない状況が続きそうです。
死刑復活論も浮上しており、現実味を増すと、EUとの関係もこじれる火種となります。何よりこの問題が長引くようであれば、トルコからの資金引き上げが急速に進むことになり、トルコにとって厳しい展開になることが容易に予想されます。