明日の東京株式市場見通し
20日の東京株式市場は、きょうまでの6日続伸で日経平均株価が短期間に合計1616円もの急騰を演じていることから、高値警戒感からの利益確定売りが優勢となり、上昇一服が予想される。
日経平均株価は6日続伸で1万6700円台を回復。きょうの東証1部では、スマートフォン向けゲーム「ポケモン GO」の強烈な人気に伴い、任天堂<7974>の売買代金が東証1部全体の4分の1近くを占める異彩の大商いとなり、関連銘柄への波及人気も拡大していることから、この動きが全体相場の上昇を牽引するかたちとなっている。
市場関係者からは「これまで、円高進行による4~6月期決算の内容とそれに関連した今期業績見通しへのマイナス影響を懸念して、敬遠されていた主力の輸出関連銘柄が物色対象として見直されてきた。英国の欧州連合(EU)離脱決定直後の1ドル=100円をめぐる攻防と、足元の1ドル~105~106円水準では、投資家の対応が全く異なってきた」との見方が出ていた。
19日の東京株式市場は、朝方から買い優勢で上値指向を継続。日経平均は1万6700円台まで上値を伸ばしほぼ高値圏で着地した。終値は前週末比225円46銭高の1万6723円31銭と6日続伸した。東証1部の売買代金は2兆9957億円と3兆円に肉薄する大商いとなった。
日経平均株価は6日続伸で1万6700円台を回復。きょうの東証1部では、スマートフォン向けゲーム「ポケモン GO」の強烈な人気に伴い、任天堂<7974>の売買代金が東証1部全体の4分の1近くを占める異彩の大商いとなり、関連銘柄への波及人気も拡大していることから、この動きが全体相場の上昇を牽引するかたちとなっている。
市場関係者からは「これまで、円高進行による4~6月期決算の内容とそれに関連した今期業績見通しへのマイナス影響を懸念して、敬遠されていた主力の輸出関連銘柄が物色対象として見直されてきた。英国の欧州連合(EU)離脱決定直後の1ドル=100円をめぐる攻防と、足元の1ドル~105~106円水準では、投資家の対応が全く異なってきた」との見方が出ていた。
19日の東京株式市場は、朝方から買い優勢で上値指向を継続。日経平均は1万6700円台まで上値を伸ばしほぼ高値圏で着地した。終値は前週末比225円46銭高の1万6723円31銭と6日続伸した。東証1部の売買代金は2兆9957億円と3兆円に肉薄する大商いとなった。