オンコリスバイオがOBP-1101に関する国内特許査定を受領

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/06/27 15:34
 オンコリスバイオファーマ<4588.T>がこの日の取引終了後、がんの体外検査薬として開発を進めているOBP-1101(テロメスキャンF35)について、CTC検査方法に加え、新たにウイルス構造に関する国内特許査定を受領したと発表した。

 テロメスキャンF35は、テロメスキャン(OBP-401)に比べて感染効率を高める一方、正常な血球細胞での増殖を抑制し、血中がん細胞(CTC)の特異的な検出能力を高めた新規がん検査用ウイルス。既に、がんの体外検査方法をカバーする国内特許は登録されているが、今回はウイルスの構造に関する特許出願について、特許査定を受けたとしており、これにより、日本におけるテロメスキャンF35の特許保護期間は最長で2032年2月まで延長されることになるとしている。なお、同件による16年12月期業績への影響はないとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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