<動意株・20日>(前引け)=村上開明堂、岡本工機、大有機化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/06/20 12:22
 村上開明堂<7292.T>=ストップ高。前週末17日の取引終了後、ルームミラーにカメラモニター機能を搭載した電子ルームミラーを開発したと発表しており、ミラーレス車関連銘柄として、業績への寄与を期待した買いが入っている。今回開発されたのは、1画面(ミラー機能付き)と2カメラ(後方、下後方)の「ハイブリッドインナーミラー」と、3分割画面(ミラー機能付き)と4カメラ(右側方、左側方、後方、下後方)の「マルチミラーシステム」の2つのシステム。室内ルームミラーのディスプレー全面に、車両後方および側後方の状況を映し出すモニターシステムで、業界初の特殊ミラー素子によるディスプレーやカメラのデジタル化で従来製品と比べて大幅に視認性を向上しているのが特徴。

 岡本工作機械製作所<6125.T>=急伸。17日取引終了後、新たな中期経営計画として、19年3月期に連結売上高320億円(16年3月期256億2500万円)、営業利益25億5000万円(同12億2600万円)を目指すと発表したことが好感されている。米国、中国現地法人のもとに販売拠点を増設するほか、高付加価値機種を投入するなどして、海外売上比率を60%(同44%)まで引き上げるとしている。また、新規開発機種の重点販売や製品ラインアップの再構築で国内外のシェア拡大を図る。

 大阪有機化学工業<4187.T>=続急伸。前週末17日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(15年12月~16年5月)連結業績について、売上高は従来予想の120億円から117億5000万円(前年同期比1.1%減)に下振れた一方、営業利益が8億5000万円から10億5000万円(同26.5%増)へ、純利益が7億6000万円から9億5000万円(同59.1%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。また、業績予想の修正に伴い、従来9円を予定していた中間配当を12円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されている。これにより年間配当は従来予想の17円から20円に増額された。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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