キャメロン首相辛勝の可能性
今回もまた、外資決算6月に合わせて出現した大ボラ相場。
ボラティリテイ=変化こそチャンスだという考え方の投資家は世界中に結構な数います。
いくら「企業には長い目での投資」と金融教育を受けても、また、金融庁が「成長戦略にこそ評価を」と投資指針を掲げても、株価をゲームのようにどったんばったんして、やらずぼったくり式に清算差額だけが欲しい投資家はモグラたたきのモグラのように神出鬼没にボラティリテイの源泉を探し、そこにレバレッジをかけ、総崩し式に攻略してきます。
そのごく微細なひそやかな企画に
目ざとい投資家が参戦し、
儲けの匂いに引き寄せられるように足の速い投資家も駆けつけ、
やがてはちょっとヒト乗りの人たちも加わり、
大衆が動き、
最期にお人よしの資産持ちがのって
ヤマは形成され、動き、一瞬のうちに崩れていきます。
そう考えると、今回の相場のボラティリテイは、イギリスのEU離脱を材料にした壮大な「恐怖劇場」ととらえることもできます。
この構図が簡単に見抜けない仕掛けもあります。
5月の3月末本決算企業の業績の保守性です。
為替動向、大統領選挙と恐怖の源泉である「もしや?」「まさか?」と意識が断崖絶壁に向くとぞっとさせられる仕掛けも盛りだくさん。
株価の足取りからは明らかにアベノミクス相場のトレンドが崩れているには違いありませんが、ここまでの極端な動きは行き過ぎの面ありますし、安倍政権与党にとっては「気分引締め」に寄与する面もあり、「いやいや、ここまで極端に下げなくても」という目覚めにつながる可能性もあります。
イギリスEU離脱国民投票の結果、キャメロン首相(離脱反対)が辛くも勝つ可能性は考えておいていいトピックでしょう。
ただ、厄介なのは完全に負けであればまだしも
辛くも勝った場合、のちのち苦労する
ということです。
火種を後日に残すからです。
タッチの差で敗れた側はしつこく残り火に風を吹きかけ、復活を実現させようとします。
24日、仮にキャメロン首相が辛勝した場合、相場はどう動くか?
今週はこの点を考えて行動したいものですね。
ボラティリテイ=変化こそチャンスだという考え方の投資家は世界中に結構な数います。
いくら「企業には長い目での投資」と金融教育を受けても、また、金融庁が「成長戦略にこそ評価を」と投資指針を掲げても、株価をゲームのようにどったんばったんして、やらずぼったくり式に清算差額だけが欲しい投資家はモグラたたきのモグラのように神出鬼没にボラティリテイの源泉を探し、そこにレバレッジをかけ、総崩し式に攻略してきます。
そのごく微細なひそやかな企画に
目ざとい投資家が参戦し、
儲けの匂いに引き寄せられるように足の速い投資家も駆けつけ、
やがてはちょっとヒト乗りの人たちも加わり、
大衆が動き、
最期にお人よしの資産持ちがのって
ヤマは形成され、動き、一瞬のうちに崩れていきます。
そう考えると、今回の相場のボラティリテイは、イギリスのEU離脱を材料にした壮大な「恐怖劇場」ととらえることもできます。
この構図が簡単に見抜けない仕掛けもあります。
5月の3月末本決算企業の業績の保守性です。
為替動向、大統領選挙と恐怖の源泉である「もしや?」「まさか?」と意識が断崖絶壁に向くとぞっとさせられる仕掛けも盛りだくさん。
株価の足取りからは明らかにアベノミクス相場のトレンドが崩れているには違いありませんが、ここまでの極端な動きは行き過ぎの面ありますし、安倍政権与党にとっては「気分引締め」に寄与する面もあり、「いやいや、ここまで極端に下げなくても」という目覚めにつながる可能性もあります。
イギリスEU離脱国民投票の結果、キャメロン首相(離脱反対)が辛くも勝つ可能性は考えておいていいトピックでしょう。
ただ、厄介なのは完全に負けであればまだしも
辛くも勝った場合、のちのち苦労する
ということです。
火種を後日に残すからです。
タッチの差で敗れた側はしつこく残り火に風を吹きかけ、復活を実現させようとします。
24日、仮にキャメロン首相が辛勝した場合、相場はどう動くか?
今週はこの点を考えて行動したいものですね。