NZドル、さらなる上昇トレンドが継続するか?
本日オセアニア時間に発表されたRBNZ(NZ準備銀行)声明文やその後のウィーラーRBNZ総裁会見を好感し、NZドルが対円・対ドルで上昇。
特にNZドル/米ドルは、4/19・4/20、そして5/3に付けた『0.7049ドルの壁』を突破し、1年ぶりとなる0.7100ドル台を示現しました。
NZ政策金利は事前予想通りの据え置き(2.25%)であったものの、その後の声明文でNZ国内における住宅バブルに対する懸念を強め、「オークランドなどにおける住宅価格インフレは金融の安定性をめぐる懸念を強めている」と強調しました。
NZの住宅価格バブルの“発生源”はチャイナ・マネーとも言われており、世界で唯一核兵器が到達しないという“夢の楽園”ということで、中国の富裕層の食指が動いているのは今に始まった話ではありません。オークランド郊外の不動産価格がNYのマンハッタンよりも高くなっていることは、“爆買い”がその要因とも。
ウィーラーRBNZ総裁の会見でも、昨今のNZ国内における住宅価格の上昇に対する懸念を強く表明し、住宅市場の過熱に対する警戒感を大いに示しているとの印象を与えました。
NZドル/米ドルは、RBNZ声明文や総裁会見以前から、国際商品市況の騰勢に伴い堅調な推移をしていましたが、「NZ住宅価格に対する警戒感」→「RBNZの追加利下げ、事実上の封印」を予想したマーケットがさらなるNZドル買いの原動力となっています。
NZドル/米ドルの週足・一目均衡表を確認してみると、1) 遅行線>ローソク足、2) 転換線>基準線、3) ローソク足>先行スパン(いわゆる“雲”)となっており、強い上昇トレンドを示す【三役好転】が確認できています。
その最終判断には今週の終値を確認する必要がありますが、昨夏の上海ショック以来上値の重い状態が続いていたNZドル/米ドルの保ち合い放れのエネルギー拡散が、さらなる上昇トレンドの追い風となるのかも知れません。
特にNZドル/米ドルは、4/19・4/20、そして5/3に付けた『0.7049ドルの壁』を突破し、1年ぶりとなる0.7100ドル台を示現しました。
NZ政策金利は事前予想通りの据え置き(2.25%)であったものの、その後の声明文でNZ国内における住宅バブルに対する懸念を強め、「オークランドなどにおける住宅価格インフレは金融の安定性をめぐる懸念を強めている」と強調しました。
NZの住宅価格バブルの“発生源”はチャイナ・マネーとも言われており、世界で唯一核兵器が到達しないという“夢の楽園”ということで、中国の富裕層の食指が動いているのは今に始まった話ではありません。オークランド郊外の不動産価格がNYのマンハッタンよりも高くなっていることは、“爆買い”がその要因とも。
ウィーラーRBNZ総裁の会見でも、昨今のNZ国内における住宅価格の上昇に対する懸念を強く表明し、住宅市場の過熱に対する警戒感を大いに示しているとの印象を与えました。
NZドル/米ドルは、RBNZ声明文や総裁会見以前から、国際商品市況の騰勢に伴い堅調な推移をしていましたが、「NZ住宅価格に対する警戒感」→「RBNZの追加利下げ、事実上の封印」を予想したマーケットがさらなるNZドル買いの原動力となっています。
NZドル/米ドルの週足・一目均衡表を確認してみると、1) 遅行線>ローソク足、2) 転換線>基準線、3) ローソク足>先行スパン(いわゆる“雲”)となっており、強い上昇トレンドを示す【三役好転】が確認できています。
その最終判断には今週の終値を確認する必要がありますが、昨夏の上海ショック以来上値の重い状態が続いていたNZドル/米ドルの保ち合い放れのエネルギー拡散が、さらなる上昇トレンドの追い風となるのかも知れません。