下値支持線を割れるか否か【2016/06/09-06/11】

著者:横山利香
投稿:2016/06/09 10:22

ボリンジャーバンドの形状に注意

前回、短期的なレンジを1米ドル106円00銭前後としましたが、予定通り反転、ドル円はまで107円台までドル買いが進行しました。しかし、戻り売りに押され、再び1米ドル106円台までドル売りが進行しています。

さて、気になるのは今後の動きです。

チャートを見る限りでは、現状は下値支持線を割り込まずに推移しています。しかし、下値支持線を割り込めば、ドル円は5月につけた1米ドル105円台を狙って動く可能性があります。前回指摘したボリンジャーバンドでは、間もなく更なる新トレンドが発生しそうな形状になってきました。

短期的なレンジは、106円50銭前後から107円50銭前後です。下値支持線を割り込んだ場合には加速する可能性もあるますので、しばらくは短期売買で、吹いたら売り、もしくは戻り売り戦略が良いでしょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想