ドル円、上値の重い展開継続か？・・・・

明日のイェレン講演を警戒・・・・

昨日の海外市場では、日経平均株価の反発に欧米株価の上昇が続いた事、原油相場も半年ぶり高値を更新した事等がリスク志向を高め、ドル円は一時、110.45円まで上昇しました。

しかし、5月20日の高値を更新する事が出来ず、又、米サービス業ＰＭＩが予想を下回った事等も加わって、上値の重い展開に移行。結局、110.20円付近で取引を終えました。

本日の東京時間には、スポット期日が月末となっている事による輸出企業のまとまったドル売り等が入り、朝方から、109円台に反落。日経平均株価も伸び悩んだ事もあり、110円の大台が重くなっています。

この後の海外市場では、米耐久財受注やＦＯＭＣメンバー発言等を横目に、揉み合い継続となりそうですが、明日のイェレン議長講演が警戒されている為、上値追いは難しいかもしれません。