オンコリスバイオが後場カイ気配、台湾・韓国のOBP-301第1/2相臨床試験順調に進捗
オンコリスバイオファーマ<4588.T>が後場カイ気配スタート。前引け後に、同社が肝細胞がん患者を対象として開発を進めている「OBP-301」(テロメライシン)の第1/2相臨床試験に関して、5月12日に開催されたデータ安全性モニタリング委員会(DSMB)から、Cohort3(最大用量)でのテロメライシンの安全性が確認されたとの報告を受け取ったと発表しており、研究開発の順調な進捗を好感した買いが入っている。
同試験は台湾および韓国で実施され、既存治療に抵抗性を持つ肝細胞がん患者を対象に、テロメライシンをがん組織に局所投与し、その安全性と探索的な抗腫瘍効果を検討することが目的。14年11月の最低用量(Cohort1)での投与開始以降、段階的にDSMBの判断および本剤の安全性を確認しながら、これまでに全9例の肝細胞がん患者への投与を行ってきたが、今回の最大用量(Cohort3)の投与完了に関するDSMBの判断では、問題となるような有害事象は確認されず、同剤の肝臓内投与における安全性が示されたという。また、抗腫瘍効果については継続して評価検討を行うとしている。なお、同件による16年12月期業績への影響はないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
同試験は台湾および韓国で実施され、既存治療に抵抗性を持つ肝細胞がん患者を対象に、テロメライシンをがん組織に局所投与し、その安全性と探索的な抗腫瘍効果を検討することが目的。14年11月の最低用量(Cohort1)での投与開始以降、段階的にDSMBの判断および本剤の安全性を確認しながら、これまでに全9例の肝細胞がん患者への投与を行ってきたが、今回の最大用量(Cohort3)の投与完了に関するDSMBの判断では、問題となるような有害事象は確認されず、同剤の肝臓内投与における安全性が示されたという。また、抗腫瘍効果については継続して評価検討を行うとしている。なお、同件による16年12月期業績への影響はないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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