ＫＩＨＤが高い、今期輸送機器部門営業益１割増で業績牽引と報じられる

　ＫＩホールディングス<6747.T>が高い。きょう付の日本経済新聞で「２０１６年９月期の連結業績は、鉄道部材など輸送機器がけん引する。同事業の部門営業利益（部門間の調整前）は５５億円前後と前期実績（４９億円）よりも１割強伸びそうだ」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。

　同社は小糸製作所<7276.T>の傘下で、輸送機器や電気機器を製造販売している。記事によると、輸送機器と並ぶ柱の電気機器は前期実績（１４億円）を下回る見込みとしており、新幹線網の整備が進む中国で、車両のモニターシステムや台車に搭載する配電盤などの売り上げが伸び業績を牽引するとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）