フルキャストＨＤが大幅反発、第１四半期営業利益２７％増を好感

　フルキャストホールディングス<4848.T>が大幅反発。前週末１３日の取引終了後に発表した第１四半期（１～３月）連結決算が、売上高５７億３１００万円（前年同期比１３．６％増）、営業利益５億１９００万円（同２６．８％増）、純利益４億８１００万円（同８５．４％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　短期業務支援事業において、「マイナンバー管理代行」のサービス開始もあり、主力サービスの「代行」および「紹介」が伸長したことが牽引。また、販管費率の抑制への取り組みも奏功した。

　なお、１６年１２月期通期業績予想は、売上高２４６億５０００万円（前期比９．０％増）、営業利益２６億３０００万円（同１４．５％増）、最終利益２０億５４００万円（同１６．４％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）