■ロンドンからNYタイムにかけては、ドル買いユーロ売り

著者:平野朋之
投稿:2016/05/09 19:41

■ユーロドルからドル円の流れを確認すると・・・


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■今夜は、特別注目する経済指標もないことから、先週末の流れを
引き継ぐドル円の買い戻しが優勢とみています。


また、ユーロドルが(あくまでも目先ですが)軟調に推移、
その反対にドル買いが優勢になる可能性がでてきています。

テクニカルでみてみると・・・、

既に5月3日に高値1.1615ドルをつけ上髭陰線となり、
「トンカチ」をつけた上に、先週末、上髭の長い陰線で
あることからも、目先の天井を形成する可能性があるとみています。


■また、ユーロドルの3月8日からの短期上昇トレンドの
サポートラインをみると、1.1350ドルが一つのポイントであり、
そこを下回れば移動平均75日線(1.1196ドル)にトライする
可能性も否めません。


■NYタイムでは、原油価格を横目にしながら、株式市場が
先週末の流れを引き継ぎ、ドル円も堅調に108円台を大きく
割り込むことは少なそうです・・。


■以下は、トレード上の重要なポイントです。

ユーロドルのポイント
3月8日からの下値抵抗ライン…1.1350ドル

ドル円の戻りポイント
ボリンジャーバンドセンター…108.77円
フィボナッチ50%戻り…108.69円

平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想