ドル円押し目買いが有効か？・・・・・

ＦＯＭＣと日銀会合がドル円下支え・・・・・

先週金曜日は、今週行われる日銀の金融政策決定会合に於いて、貸出支援オペ等、資金供給オペの金利がマイナスとなる可能性が示されるとの報道がなされ、これを受けて、円が全面安の展開となりました。

この為、ドル円は金曜日の海外市場で、111円台後半まで急謄。週明けとなった本日も、早朝のオセアニア市場では、111.90円台まで上げ幅を拡大しました。

しかし、本日の東京時間には、日経平均株価が5営業日ぶりに反落。ドル円も利益確定売りや輸出企業による実需の売り等に押され、111円丁度付近まで押し戻されました。

先週は、原油相場や主要株式市場が堅調に推移し、リスク志向が改善。ドル円、クロス円の支援材料となりました。この流れが今夜も継続するかが短期的にはポイントとなりそうです。

但し、今週は、基本的にはＦＯＭＣと日銀決定会合までは、ドル円の下値は支えられるものと思われますので、株安、原油安でドル円が下がる局面は、押し目買いのチャンスと見るべきでしょう。