バイオ関連が一斉高、創薬ニーズ底流に仕切り直しの買い流入

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/21 12:35
 そーせいグループ<4565.T>が2万4000円台に切り返したのをはじめ、グリーンペプタイド<4594.T>も急反発。このほかペプチドリーム<4587.T>オンコセラピー・サイエンス<4564.T>カイオム・バイオサイエンス<4583.T>カルナバイオサイエンス<4572.T>ラクオリア創薬<4579.T>リプロセル<4978.T>メディネット<2370.T>ヘリオス<4593.T>などバイオ関連株が総花的に買いを集めている。

 ここバイオ関連株の上昇が際立ち、東証マザーズ指数上昇の原動力となっている。前日は短期筋の利益確定の動きが顕在化して押し目を形成する銘柄が相次いだが、きょうは仕切り直すかたちで物色資金を呼び込んでいる。「(バイオ関連の中で)時価総額上位の銘柄に限られるが、個人投資家の値幅取り狙いの回転売買だけでなく、海外ファンド系資金の流入も観測される状況。鉄火場的なイメージは依然として強いものの、創薬ベンチャーには大手製薬メーカーがコストをおさえながら新薬開発を進める過程で、新たな買いニーズが底流している」(国内大手証券投資情報部)という。

 為替の円高が輸出主力株の今期業績見通しに不透明感をもたらしており、「安川電機<6506.T>などの下げをみて、17年3月期業績予想に対し、改めて主力株のガイダンスリスクが意識されており、足もとのファンダメンタルズがあまり株価に影響を及ぼさないバイオ関連株は相対的に買いやすい側面がある」(市場関係者)との指摘も出ている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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