■中期トレンドは未だ、下降継続
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■昨日は、引き続き株式市場及び原油市場の上昇から、
リスク回避が抑制され、ドル円は109円台前半で引けました。
注目されていた米国の3月小売売上高や生産者物価指数が
予想外にマイナスになったことで一時、軟化したものの、
その後のFRBが公表したベージュブックでの経済活動の拡大と
物価が緩やかに上昇していることが指摘されたことで
ドルが買われやすい地合いとなっています。
■ここ2日間の陽線になっている要因は、2つあると思って
います。
1つは、原油価格の上昇、その影響で株高につながっている
ことで市場のムードがリスク回避抑制となっていること。
もう1つは、通貨先物市場での円買いポジションの買い戻し
でリセットに向かっていることが考えられます。
■しかし、買戻しにも勢いを感じられず、逆に言えば上値の
重さを確認した2日間です。
やはり、米国の利上げ時期の不透明感やIMFの見通しでも
予測しているように、世界景気見通し懸念といった金融市場の
メインテーマに変化が出ることが必要です。
また、本格的な原油の底入れにはもう少し時間が必要ではないかと
みています。
というのも今月17日に開催予定の産油国会合でロシアとサウジ
アラビアが増産凍結にむけた合意が、しっかりとできるのかどうか
が焦点であり、内容次第では失望売りにつながるので、
油断はできない状況です。
■本日は、引き続き下げに対する戻り優勢で、110円の節目に
向けてトライする可能性があるとみています。
ポイントとしては、株式と原油の動向といったところです。
また、NYタイムでは米国の個人消費系の経済指標である
消費者物価指数もあるので注目したいです。
■テクニカルとしては、109円台に突入したことで、市場
ムードが戻りを意識した動きになっていると思います。
特に先月29日からの急落に対する戻りの23.6%(109.05円)を
達成したことで次のターゲットは、38.2%(109.96円)と
なっています。
上値ポイントとしては、110円の節目でみています。
下値ポイントとしては、ボリンジャーバンド-1σ(109.20円)と
みています。
■昨日は、引き続き株式市場及び原油市場の上昇から、
リスク回避が抑制され、ドル円は109円台前半で引けました。
注目されていた米国の3月小売売上高や生産者物価指数が
予想外にマイナスになったことで一時、軟化したものの、
その後のFRBが公表したベージュブックでの経済活動の拡大と
物価が緩やかに上昇していることが指摘されたことで
ドルが買われやすい地合いとなっています。
■ここ2日間の陽線になっている要因は、2つあると思って
います。
1つは、原油価格の上昇、その影響で株高につながっている
ことで市場のムードがリスク回避抑制となっていること。
もう1つは、通貨先物市場での円買いポジションの買い戻し
でリセットに向かっていることが考えられます。
■しかし、買戻しにも勢いを感じられず、逆に言えば上値の
重さを確認した2日間です。
やはり、米国の利上げ時期の不透明感やIMFの見通しでも
予測しているように、世界景気見通し懸念といった金融市場の
メインテーマに変化が出ることが必要です。
また、本格的な原油の底入れにはもう少し時間が必要ではないかと
みています。
というのも今月17日に開催予定の産油国会合でロシアとサウジ
アラビアが増産凍結にむけた合意が、しっかりとできるのかどうか
が焦点であり、内容次第では失望売りにつながるので、
油断はできない状況です。
■本日は、引き続き下げに対する戻り優勢で、110円の節目に
向けてトライする可能性があるとみています。
ポイントとしては、株式と原油の動向といったところです。
また、NYタイムでは米国の個人消費系の経済指標である
消費者物価指数もあるので注目したいです。
■テクニカルとしては、109円台に突入したことで、市場
ムードが戻りを意識した動きになっていると思います。
特に先月29日からの急落に対する戻りの23.6%(109.05円)を
達成したことで次のターゲットは、38.2%(109.96円)と
なっています。
上値ポイントとしては、110円の節目でみています。
下値ポイントとしては、ボリンジャーバンド-1σ(109.20円)と
みています。