安川情報は続落、健康保険者向けシステム構築の不具合発生響き16年3月期業績は計画下振れ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/11 10:28
 安川情報システム<2354.T>は続落。同社は8日の取引終了後、16年3月期の連結業績について、売上高が従来予想の120億円から122億7500万円(前の期比5.0%減)へ上振れた一方、営業損益は2000万円の黒字から5億4000万円の赤字(前の期2億2600万円の黒字)へ、最終損益は500万円の黒字から12億7100万円の赤字(同8700万円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表した。

 ビジネス・ソリューション事業が堅調に推移したことで売上高は計画を上振れたが、医療・公益ソリューション事業において健康保険者向けの大規模システム構築における不具合や仕様変更などによる納期遅延が発生し、その費用を同社が負担したことが営業損益下振れの要因。また、繰延税金資産の一部を取り崩し、法人税等調整額7億7900万円を計上するため、最終損益の修正幅が大きくなった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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