OSGは小反発、第1四半期1.3%営業減益も売り一巡後戻す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/08 11:14
 OSG<6136.T>は小幅ながら反発。同社は4日の取引終了後、16年11月期の第1四半期(15年12月~16年2月)連結決算を発表。売上高は258億1400万円(前年同期比3.2%減)、営業利益は47億9100万円(同1.3%減)、純利益は27億500万円(同3.5%減)と減収減益となったが、株価は3日続落後とあって売り一巡後は戻す動きとなっている。製品別では超硬エンドミルは増加したものの、主力のタップは減少。円高進行による輸出採算の低下なども利益を圧迫している。

 通期業績は売上高1170億円(前期比4.5%増)、営業利益230億円(同6.5%増)、純利益140億円(同11.8%増)と従来見通しを据え置いた。

 また、連結子会社のOSG USAを通じて大手航空機メーカーへの製品供給で実績を有するAmamco Tool & Supply(米国サウスカロライナ州)の株式100%を取得し子会社化。加えてOSG USAがIMU DIES(スイス)からIMUブランド製品(転造工具)の製造および販売事業を譲受することも発表しており、これらの効果により海外展開の拡大が期待される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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