テセックが大幅反落、16年3月期業績予想を下方修正し期末配当も無配に修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/03/22 09:25
 テセック<6337.T>が大幅続落。前週末18日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を39億円から32億円(前期比20.5%減)へ、営業損益を5000万円の黒字から3億9000万円の赤字(前期8200万円の黒字)へ、最終損益を1億円の黒字から4億円の赤字(同2億7200万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 パソコン販売の不振や、デバイス需要を牽引してきたスマートフォンの減速などを背景に、顧客の設備計画の見送りや延期があり、想定以上に受注が低迷したことや、一部大型案件の売り上げ計上時期が翌期へずれ込んだことなどが要因としている。また、円高進行に伴う為替差損の増加や、固定資産の収益性低下に伴う減損損失の計上が見込まれることも要因としている。

 また、業績予想の修正に伴い、従来10円を予定していた期末一括配当を無配にするとあわせて発表しており、これも弱材料視されている。なお、前期実績は10円だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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