バイテックＨＤは小動き、ＧＰＳ付移動体向け防災デジタルラジオを販売と発表も反応限定的

　バイテックホールディングス<9957.T>は小動き。１５日の取引終了後、Ｖ－Ｌｏｗマルチメディア放送を活用した新サービスの提供として、「ＧＰＳ付移動体向け防災デジタルラジオ」の販売に乗り出すと発表したが、市場の反応は限定的のようだ。

　ＧＰＳ付移動体向け防災デジタルラジオは、アマネク・テレマティクスデザイン（東京都千代田区）とともに、Ｖ－Ｌｏｗ（ＶＨＦ－Ｌｏｗ）マルチメディア放送「ｉ－ｄｉｏ」を活用したサービスの一環として取り組むもので、チューナモジュールをリズム時計工業<7769.T>に供給し開発。クルマのカップホルダーに収まる５００ミリリットルペットボトル程度の大きさで軽車両、行政車両、コミュニティバス、介護車両などだけでなく、自転車や船舶ボートなどでも利用できるようにしたのが特徴という。

　また今後は「ｉ－ｄｉｏ」およびアマネク社が提供する「Ａｍａｎｅｋチャンネル」のプラットフォームを活用し、ドローンや車載用コミュニケーションロボットの開発・販売にも取り組むとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）