川崎重工業が堅調、英蘭シェルと水素運搬技術開発で連携

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/03/14 09:22
 川崎重工業<7012.T>が堅調。「(同社は)発電燃料や燃料電池車向けに環境負荷が小さい次世代エネルギーとして期待される水素の運搬技術開発で、石油メジャーの英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルと組む」と14日付けの日本経済新聞が報じた。これが株価を刺激する格好となっている。

 「川重を中心とした日本企業連合はオーストラリアで安く水素を製造し、液化して日本に輸入する計画だ。エネルギー輸送で幅広いノウハウを持つシェルの参画により、水素エネルギーの大量供給と海上輸送の国際標準づくりに弾みがつきそうだ」と記事は伝えており、きょうは液化水素市場のシェアをほぼ独占する岩谷産業<8088.T>や、水蒸気改質型水素製造装置を手掛け、水素ステーションのエンジニアリングにも展開する三菱化工機<6331.T>なども買われている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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