【買い】純金信託＜1540＞玉川博一

金ETF急増、相場の下支えに

先週のNY金先物相場は、３日続伸となりました。１週間で約５０ドルほどの上昇となっています。
上昇の背景には世界的な先行不安からの逃避買いがはいってることや、金ETFに資金流入が続いてることなどで堅調な動きとなっています。
世界最大の金ETFであるSPDR金ETF残高は昨年末の642.37トンから3/4現在793.12トンと、150.75トンもの急増となっており、資金流入が続いています。

米雇用統計・平均時給は前月比-0.1％の25.35ドル

また、先週末に米労働省から発表された米雇用統計の平均時給が25.35ドルと前月から0.03ドル低下したことを受けて米追加利上げ観測が後退したことも金の地合いを押し上げました。FRBイエレン議長は平均時給を気にされるようです。米利上げは金利を生まない金にとってはネガティブ要因ですが、追加利上げが遠のくと安心買いにつながりそうです。
よって金関連は買い方針で。