日成ビルドが堅調、東南アジアで相次いで立体駐車場を受注

　日成ビルド工業<1916.T>が堅調。前引け後にタイとインドネシアで相次いで立体駐車場を受注したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っているようだ。

　タイでは、首都バンコクでコンドミニアム・サービスアパートメント・ホテル複合施設の居住者および宿泊者向けの立体駐車場を受注。規模は５基（並列５連棟）２５０台収容で、高さは約５５メートルとタイ国内では最大規模かつ最高層のタワー式立体駐車場という。

　一方、インドネシアで受注したのは、首都ジャカルタでグループ初となるコンドミニアム居住者向けの単純２段昇降式立体駐車場（６６基、１３２台収容）。同社では１９年３月期に海外売上高２０億円を目標としているが、東南アジアを中心にさらに実績を積み上げる方針だという。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）