シンニッタンが自社株取得枠を設定、同時発表の第3四半期営業利益は28%減で着地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/02/12 16:48
 シンニッタン<6319.T>がこの日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表した。上限を160万株(発行済み株数の6.12%)、または10億円としており、取得期間は2月15日から来年2月14日まで。株主還元の充実と資本効率の向上および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。

 同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)連結決算は、売上高124億500万円(前年同期比14.8%減)、営業利益9億3100万円(同28.0%減)だった。主力の鋳造品は大型部品の引き合いが不調だったほか、タイ客先の生産調整も響いた。スクラップ単価の下落の影響もあり、減収減益で着地した。

 なお、16年3月期通期業績予想は、売上高170億円(前期比15.5%減)、営業利益13億5000万円(同20.2%減)、純利益8億円(同42.3%減)の従来予想を据え置いている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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