■目先は、「押し目買い」転換に
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■週末は、日銀による予想外のマイナス金利政策の
導入を受けて年初からの悪い流れを断ち切る起爆剤と
なりました。
日銀のサプライズ政策の「マイナ金利」は、この
タイミングでしてくるとは想定外だったからこそ
株式市場をはじめ原油価格も上昇し、全ての
センチメントが上向きになったといえるでしょう。
■さらにECBも追加緩和の動きを示唆している
だけに、日欧共にマイナス金利となれば米国の
金融正常化をフォローできる体制になりそうです。
マーケットに関しては、年初からの不安定感から
開放されリスク選好の動きになりやすくなると
みています。
■本日は、先週末の流れを引き継ぎリスク選好の
ドル買いとみています。
中国や原油の動きにも注意は払いたいところですが、
押す場面があれば積極的に押し目買いのトレード戦略に
切り替えたいところです。
■テクニカル的には、
日足ベースで先週末の大陽線で本日の寄付が高く
始まっていることから上目線とみています。
しかも、一目均衡表の遅行線が実体部上で推移したこと
から買い優勢とみています。
上値ポイントとしては、日足ベースで200日移動平均
(121.48円)を引けで超えられるかどうか、
次に一目均衡表先行線を示す雲上限(122.00円)と
想定しています。
下値ポイントとしては、75日移動平均線(120.80円)、
ボリンジャーバンド+2σ(120.50円)とみています。