<動意株・29日>(大引け)=石塚硝子、モリテックス、日本アイエスケイなど
石塚硝子<5204.T>=後場一段高。同社は午後1時ごろ、16年3月期の連結業績見通しについて、営業利益を従来予想の17億5000万円から25億円(前期比3.2倍)へ、純利益を5億2000万円から7億5000万円(同6.5%増)へ上方修正したことが好感されている。原油価格の下落で原料・燃料の仕入価格が想定を下回っていることに加えて、業務効率化などのコストダウンが寄与するとしている。なお、売上高は730億円(同20.8%増)で据え置いた。
モリテックス<7714.T>=急騰。28日の取引修了後、中国最大級の金融・産業コングロマリットであるシティック・グループ系のMVジャパンが、同社の完全子会社化を目指してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。TOB価格290円にサヤ寄せする動きとなっている。買付期間は29日から3月11日まで。買い付け予定株数の上限と下限は定めておらず、モリテックスは上場廃止となる見込み。
日本アイ・エス・ケイ<7986.T>=後場ストップ高。日銀の金融政策決定会合で、マイナス金利の導入が決定されたことで、定期預金金利の引き下げや大口預金者に対する手数料の増加が警戒されており、こうしたカネが自宅での保管に向かい、耐火金庫の需要につながるとの思惑から買いが向かっているようだ。
日立金属<5486.T>=急反発。同社が28日取引終了後に発表した16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算では、売上高にあたる売上収益が7728億9800万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は792億円(同38.0%増)、最終利益は555億8300万円(同16.3%増)だった。国内で自動車向け金型材などが堅調に推移したほか、高付加価値製品へのシフトが進んだ。日立ツール(現 三菱日立ツール)株式の売却も寄与、営業利益は4割近い増益を確保したことで、これを好感する買いを呼び込んでいる。
藤田観光<9722.T>=ストップ高。28日の取引終了後、15年12月期連結業績について、売上高が従来予想の638億円から639億円(前の期比0.5%減)へ、営業損益が3億円の赤字から収支均衡(前期13億6500万円の黒字)へ上振れて着地したと発表。これを好感した買いが入っている。ワシントンホテルとホテルグレイスリーを展開するWHG事業を中心に宿泊部門の客室利用単価が上昇したことなどが要因。また、箱根大涌谷の噴火警戒レベルが昨年11月20日に平常時のレベルに下がり、リゾート事業の箱根ホテル小涌園の業績が回復してきたことなども寄与したという。
エクストリーム<6033.T>=ストップ高。28日の取引終了後、アジア圏における有力ゲームパブリッシャーである天津紫龍奇点互動娯楽(北京市、以下紫龍)との間で、エクストリームが商標権を保有する「ラングリッサー」に関するライセンス許諾契約を締結したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。「ラングリッサー」は、家庭用ゲームソフトとしてシリーズ累計100万本超の販売を記録した人気シミュレーションRPG。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
モリテックス<7714.T>=急騰。28日の取引修了後、中国最大級の金融・産業コングロマリットであるシティック・グループ系のMVジャパンが、同社の完全子会社化を目指してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。TOB価格290円にサヤ寄せする動きとなっている。買付期間は29日から3月11日まで。買い付け予定株数の上限と下限は定めておらず、モリテックスは上場廃止となる見込み。
日本アイ・エス・ケイ<7986.T>=後場ストップ高。日銀の金融政策決定会合で、マイナス金利の導入が決定されたことで、定期預金金利の引き下げや大口預金者に対する手数料の増加が警戒されており、こうしたカネが自宅での保管に向かい、耐火金庫の需要につながるとの思惑から買いが向かっているようだ。
日立金属<5486.T>=急反発。同社が28日取引終了後に発表した16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算では、売上高にあたる売上収益が7728億9800万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は792億円(同38.0%増)、最終利益は555億8300万円(同16.3%増)だった。国内で自動車向け金型材などが堅調に推移したほか、高付加価値製品へのシフトが進んだ。日立ツール(現 三菱日立ツール)株式の売却も寄与、営業利益は4割近い増益を確保したことで、これを好感する買いを呼び込んでいる。
藤田観光<9722.T>=ストップ高。28日の取引終了後、15年12月期連結業績について、売上高が従来予想の638億円から639億円(前の期比0.5%減)へ、営業損益が3億円の赤字から収支均衡(前期13億6500万円の黒字)へ上振れて着地したと発表。これを好感した買いが入っている。ワシントンホテルとホテルグレイスリーを展開するWHG事業を中心に宿泊部門の客室利用単価が上昇したことなどが要因。また、箱根大涌谷の噴火警戒レベルが昨年11月20日に平常時のレベルに下がり、リゾート事業の箱根ホテル小涌園の業績が回復してきたことなども寄与したという。
エクストリーム<6033.T>=ストップ高。28日の取引終了後、アジア圏における有力ゲームパブリッシャーである天津紫龍奇点互動娯楽(北京市、以下紫龍)との間で、エクストリームが商標権を保有する「ラングリッサー」に関するライセンス許諾契約を締結したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。「ラングリッサー」は、家庭用ゲームソフトとしてシリーズ累計100万本超の販売を記録した人気シミュレーションRPG。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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