■本日の上値/下値 目途とは?
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■先週末のドル円は、日欧の追加緩和期待から株高が
先行し、そして原油価格も連れ高になったことが
リスク回避後退のきっかけになっています。
特に、下落し続けていた原油価格が32ドルまで反発した
ことの影響は大きかったようです。
■今週の注目ポイントになると思われる日銀の
金融政策決定会合が28・29日の2日間で開催されます。
23日に開催されたダボス会議での黒田総裁発言では
いつものように「物価目標の達成に向けて必要であれば
躊躇無く追加緩和及び金融政策をやる」と述べていること
からも、一部からは追加緩和が必至?との声も出てきて
います・・
■本日のドル円は、先週末の急反発に対する利食い売り
になるとみています。
特に世界的な株高や原油価格上昇継続ができるかに
注目です。
少なくとも原油価格に関しては自立反発で戻したものの、
世界的な過剰在庫の見通しには変化が見られず、息切れ
する可能性は十分にありそうです。
■テクニカルでは、
日足ベースで上値ポイントが先週末高値(118.87円)、
ボリンジャーバンド+1σ(119.59円)とみています。
下値ポイントは、ボリンジャーバンドセンター(118.40円)、
先週末安値(117.28円)とみています。
本日の寄り付きが安寄りでスタートし、押された場面も
ありましたが、日足ベースこのレベルで推移すれば
「はらみ線」になり、底値圏ではトレンド転換とみる
向きもあるので本日の相場は見所です。