<動意株・13日>(前引け)=ヒトコム、サカタのタネ、コーナン商事

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/01/13 12:17
 ヒト・コミュニケーションズ<3654.T>=ストップ高。同社は12日の取引終了後、1月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。同時に、第2四半期累計(15年9月~16年2月)連結業績見通しについて、営業利益を従来予想の12億1500万円から13億7000万円(前年同期比34.6%増)へ、純利益を6億8600万円から8億1000万円(同42.1%増)へ上方修正しており、これも好材料視されているようだ。ブロードバンド分野における光回線の卸売サービス開始に伴う新規参入事業者向け販売受託事務局案件の計上などが寄与した。なお、売上高は136億8000万円(同8.9%増)で据え置いている。

 サカタのタネ<1377.T>=大幅高。同社は12日取引終了後、16年5月期第2四半期累計(2015年6月~11月)の連結決算を発表。売上高は278億7900万円(前年同期比6.0%増)と増収を確保し、営業利益は49億9300万円(同54.5%増)と大幅増益を達成した。中国向け人参種子など海外で利益率の高い野菜種子の販売が好調に売り上げを伸ばし、全体業績を牽引した。これを好感する買いが集まっている。

 コーナン商事<7516.T>=急反発。12日の取引終了後、16年2月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の3009億4000万円から3017億5000万円(前期比2.7%増)へ、営業利益を120億3000万円から129億円(同9.0%増)へ上方修正したことが好感されている。7~10月に季節商品の好調があり売上高を押し上げたことに加えて、経費抑制効果が寄与したとしている。ただ、収益性が低下している店舗について、減損損失を計上したことから、純利益は58億円から54億円(同2.6%減)へ下方修正した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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