三菱総研が昨年来高値更新、人事給与業務受託の最大手と提携と報じられる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/01/04 09:54
 三菱総合研究所<3636.T>が4連騰し、一時、昨年末比305円(8.8%)高の3775円まで買われ、昨年来高値を更新した。きょう付の日本経済新聞で、同社と同社傘下の三菱総研DCS(東京都品川区)が、「人事給与業務を受託する事業で国内最大手のエイチアールワン(同・港)と資本・業務提携する」と報じられている。会社側では12月22日に既に発表した内容だが、改めて好材料視した買いが入っている。

 マイナンバーの導入やコア業務への経営資源のシフト、間接業務の効率化などへのニーズから、人事給与業務のアウトソーシング需要が高まっており、3社が提携することで事業拡大を図るのが狙い。提携に伴い、三菱総研とDCSはエイチアールワンが実施する第三者割当増資を引き受けるとしており、三菱総研とDCSのエイチアールワンへの出資比率は各々2.5%、7.5%(議決権ベース)となるほか、DCSは人事給与アウトソーシング事業の開発部門を分社化して新会社を設立し、同新会社にエイチアールワンが10%出資するとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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