ゴールデンクロス発生寸前
「かっぱえびせん」「ポテトチップス」「フルーツグラノーラ(フルグラ)」「じゃがりこ」など競争力の強い画期的な商品を生み出すスナック菓子国内首位企業。国内スナック市場でのシェアは約55.4%(15年3月期)とトップ。国内ポテトチップス市場シェアは70%超えと圧倒的な存在です。
シェアトップなのに売上高販促費率が軽く営業利益率は10%台を推移しています。以前から契約農家との一括仕入れなど粗利益率の改善に努めてくるなど、コスト意識が高く、利益率改善が着実に行われている点に好感が持てます。
ただ、相当上がってきて限界近くまできていると見られる利益率をどう上げるかが今後の課題です。1つのキーは利益率の高い海外事業の拡大が上手く行くかどうかでしょう。海外事業は北米と韓国がヒット商品を武器に業績を牽引する形で成長が続くと見られます。不採算の中国事業が整理され、好調な市場での新工場の稼働・生産ライン増強や新規市場参入など、海外売上の拡大期に突入したと見られます。
株価は一時期調整していましたが、10月中旬以降は反転してきています。200日移動平均線を50日移動平均線が上抜くゴールデンクロスが発生寸前であり、今月はもみ合いからの上昇が期待できると思います。
シェアトップなのに売上高販促費率が軽く営業利益率は10%台を推移しています。以前から契約農家との一括仕入れなど粗利益率の改善に努めてくるなど、コスト意識が高く、利益率改善が着実に行われている点に好感が持てます。
ただ、相当上がってきて限界近くまできていると見られる利益率をどう上げるかが今後の課題です。1つのキーは利益率の高い海外事業の拡大が上手く行くかどうかでしょう。海外事業は北米と韓国がヒット商品を武器に業績を牽引する形で成長が続くと見られます。不採算の中国事業が整理され、好調な市場での新工場の稼働・生産ライン増強や新規市場参入など、海外売上の拡大期に突入したと見られます。
株価は一時期調整していましたが、10月中旬以降は反転してきています。200日移動平均線を50日移動平均線が上抜くゴールデンクロスが発生寸前であり、今月はもみ合いからの上昇が期待できると思います。