最初はただの、風邪かと思い、たいした対策もとらずに、そのままにしていたのだが、病院に行っても咳が止まらずに、挙句の果ては、家族全員が咳き込むようになり、是は只事ではないと思い、原因究明に乗り出した、バナナであった、素の改合ってかは定かではないが、お陰様で子供たちの夜な夜なの咳も静まり、ほっと一安心、空気が乾燥しだすと、細かい塵が悪戯する様である、みなさんも冬の乾燥した時期に入りましたので、おからだをご自愛してく... ...続きを読む

最近は仕事を、疎かにしていると言われがちなバナナであるが、バナナ本人は、何か目新しい面白い話はないかと、あれやこれや模索しています、自らが日本文化に直接触れることが出来るのは、技術として持て居る建築の話と庭の木を手入れをすることぐらいです、ある親方から聞いた話ですが、数奇屋建築が美しいとされる、美的感覚は、松ノ木が手本に成っているからだそうで、そこからヒントを得たバナナ、先手をしていて一番難しいとされる、松ノ木... ...続きを読む

我が家には、世にも珍しい、大なめくじが居る、彼は大きな口をあけて、何でもなめまわす、我輩ことバナナを見ながら、べろべろ、べろべろと、あるもの総てを、口元に持っていき、彼になめられた後は、まるで大なめくじが通り過ぎたようだ、テーブルを触ったら、べちょ、座布団に触れて、べちょ、ソファーに触れて、べちょ、床について、枕元が、べちょり、そう犯人は、我が家の末っ子である、彼は何でも口に入れて、味を確かめている、出来れば彼... ...続きを読む

市場は人々の様々な思いが折り重なった場である、バナナなどは可也偏った考えを持ち、それが故に、いつも痛い目に合ってきた、一つの思いに固執するあまり、ゆとりの無いこころで、目は和気も無く怒りに燃え、口はへの字に曲がり、鼻息荒く、時に奇声に近い声を出す、あー我は、何をするものぞ、食べられる分だけあれば足りる筈じゃが、欲張りすぎてみんな腐らせて仕舞った、漬物であればまだしも、欲に漬かったバナナなど、誰が戴くものか、あー... ...続きを読む

昔を思い出すにも程がある、このような記憶が甦るのには、何か理由があるはずだが、心当たりが見つからない、小さいころ虫が好きで、団地に住んでいたころに、連れて来た蟻君たちのことを突然思い出した、そうだ、そうだ、確かバナナが昔引越しのとき連れて来た蟻君たちがいた筈だが、最近我が家でよく見かける蟻、もしかすると、おいらが連れて来た蟻君たちの、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひひひひひひひ孫君達なのだろうか?彼らが応えてくれる訳でも... ...続きを読む

お父さんたら、ほんとに馬鹿よね、信念を貫き通すのは勝手だけど　私たち家族は如何したらいいのよ、モーいい加減にやめて頂きたいわ、へーおっしゃる通りで、申し開く言葉もございません、ただ、単に真実が知りたくて、お父さんのお陰でどれ程の人が苦しんでいるか考えたことが、御ありですか? ~　へー全くです、あっしがえらんだ会社は、確かに実体のない会社です、しかしなぜか温かい何かか゛、だからと言って自分の信用まで失うようなこと... ...続きを読む