米国株高を先回りした押し目買い

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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12月2日 木曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、182円安の27753円で取引終了。
100円ほど下げた水準を中央値としながら、上下100円から150円の値幅で揉み合いました。

〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は3兆1477億円、出来高は13億4849万株。
値上がり銘柄数は667、値下がり銘柄数は1431、変わらずは86銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
12業種が上昇、21業種が下落
上昇率の高い順
海運、電気・ガス、ゴム、倉庫・運輸、その他製品

下落率の高い順
鉱業、空運、精密機器、陸運、情報・通信

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は74、値下がり銘柄数は147、変わらずは4銘柄でした。
上昇率の高い順
(9107)川崎汽船 11.36%高
(9104)商船三井 7.58%高
(9101)日本郵船 5.27%高
(9532)大阪ガス 3.84%高
(9531)東京瓦斯 3.73%高

下落率の高い順
(4188)三菱ケミカルHD 8.18%安
(9984)ソフトバンクG 5.10%安
(6841)横河電機 4.08%安
(3086)J.フロント リテイリング 3.81%安
(4004)昭和電工 3.75%安

〇ソフトバンクGの影響が大きい
1銘柄で日経平均を63円押し下げており、これを差し引くと119円安です。それでも多くの銘柄が下げている為、弱い印象。

〇米国株による影響
米国株についての詳しい内容は、朝に更新している「米国株について」をご覧下さいませ。
ダウ平均 1.34%安
ナスダック 1.83%安
S&P500指数 1.60%安

2銘柄の影響が大きいとはいえ、3指数揃っての大幅安は日本株にマイナス材料。米国でオミクロン株の感染者が確認されたこともマイナス。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 1.55%高
ドイツ(DAX) 2.47%高
フランス(CAC) 2.39%高

欧州市場は全面高。主要3市場も揃って上昇しており、日本株のプラス材料。

〇ドル円相場による影響
朝は1ドル112円70銭まで円安が進んでいました。113円を割り込み11月上旬の安値水準まで下がっている為、正念場。112円50銭を下回ると円高が更に加速する可能性もあり、警戒感が日本株売りにつながると考えていました。その後、113円を回復したことで、株売り回避。

〇反落
欧州株の大幅高はプラス材料ですが、米国株の大幅安および円高を踏まえると弱い。また、前日に反発していることから、売り先行が予想される本日の相場では、見切り売りと失望売りが下げに拍車をかける可能性がありました。

〇米国株高を先回りした押し目買い
相場に期待は禁物ですが、米国株の項で書いています通り、米国株が大きく買い戻される可能性あり。これを先取りした日本株買いが、下支え要因になったと考えています。

チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。

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