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SBIホールディングス 投資撤退の方針
新生銀行に対するSBIホールディングスによるTOBは、預金保険機構と議決権行使助言会社を巻き込んだ場外戦が展開されています。
そこに旧村上ファンドが乱入しました。
大量の開示情報を読んだ結果、SBIホールディングスへの投資から一時撤退します。
新生銀行買収 予想 ↓ クリックで拡大
10/21、新生銀行の買収防衛策は、青の太枠まで駒を進めました。
駒を進めたことにより可能性が無くなった選択肢は流れ図から削除しています。
その上で、その後の予想を赤線で上塗りします。どう転んでも帰結は赤の太枠で確定です。
その上で、SBIホールディングスがTOBを撤回すると予想します。
旧村上ファンド 1,885円
私が個人的に苦手にしている相場師が乱入しました。
11/12提出の大量保有報告書より抜粋します。
保有者名: ㈱シティインデックスイレブンス
保有株数: 13,703,399株
保有比率: 5.29%
取得金額: 25,831,026千円
取得単価: 1,885円
ちなみに、公開買付予定は次の通りです。
買付株数: 58,211,300株
買付比率: 27.68%
買付単価: 2,000円
旧村上ファンドは、258億円も入れていることから本気と思います。
巨額投資をしながら、旧村上ファンドは、現時点で大きな含み損であり、TOBが成功しても撤回されても大きな損失は免れません。
しかし、この圧倒的に不利と思える状況から力技を掛けているのが旧村上ファンドです。
旧村上ファンドは、SBIホールディングスが新生銀行をTOBすることで得る予定の巨額の利益に目を付け、何らかの力技で分け前を取ると推察されます。
SBIホールディングス 半年チャート ↓ クリックで拡大
振幅の大きい株価変動が続いています。
3,040円で撤退するよう、売り指値を出します。
投資方針
私はSBIホールディングスに大きな負ののれんが計上され、短期的には大きな利益が計上されると見込んでいましたが、旧村上ファンドも同じ見立てて割込んで来なように感じます。
私は、旧村上ファンドに対して、何度か力技で捻じ伏せられて苦手意識を持っています。
旧村上ファンドが本気で来たからには、私はSBIホールディングスへの投資を引きます。
とは言え、高配当銘柄なので大きく株価が下がることは無いと見立てます。無理して投げ売らず、高値が有ればいったん売却します。
保有銘柄の状況2021.11.12 ↓ クリックで拡大
SBIホールディングスは配当目的です。
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関連銘柄:
SBI新生銀行(8303) SBI(8473) -
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