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SBIホールディングス 新生銀行TOBの予想
10/6、新生銀行が独立社外取締役協議会の組成を発表しました。
TOBは実施される見込みが高まったので、展開の予想を見直します。
新生銀行買収 予想 ↓ クリックで拡大
10/6、新生銀行の買収防衛策は、青の太枠まで駒を進めました。
駒を進めたことにより可能性が無くなった選択肢は流れ図から削除しています。SBIホールディングスがTOBに公的資金返済を争点として持ち込んだことで、新生銀行が用意した手続の多くが封殺されて流れ図から消えました。
その上で、その後の予想を赤線で上塗りします。
私の予想の帰結は、赤の太枠です。
SBIホールディングスのTOBが実施されると予想し直します。
TOB応募で儲かるか?
SBIホールディングスによる新生銀行へのTOBが実施されるとして、今から買付けて応募して儲かるでしょうか。
結論は分が悪いです。
公開買付届出書に記載されている買付上限が浮動株式数の45%しかない点が曲者です。
そして、買付上限を超えた応募があった場合は、法第27条の13第5項及び府令第32条に規定するあん分比例の方式となります。
按分比率がどれくらいになるかが読めませんが、今回は0.5を下回る可能性が高いと見立てます。
その見立てでは、全ての応募株主に最低でも100株の公募漏れが発生することになります。
200株を申し込むと、100株は公募漏れになります。
100株だけの申し込みでは、まず公募漏れです。
投資方針
SBIホールディングスは、新生銀行の買収に成功すると見立てます。
遅かれ早かれ、SBIホールディングスに大きな負ののれんが計上され、短期的には大きな利益が計上されます。
SBIホールディングスへの追加投資はしませんが、継続保有します。
もっとも、SBIホールディングスより高いTOB価格を提示するホワイトナイトが現れれば、新生銀行買収に伴う負ののれん一時益のシナリオは崩れます。
そのシナリオが崩壊しても、高配当銘柄なので継続保有の予定です。
保有銘柄の状況2021.10.8 ↓ クリックで拡大
SBIホールディングスは、配当目的で継続保有します。
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関連銘柄:
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