従来予想を2100億円上回り、2期連続の最高益となるようです。
コンテナ船の運賃や荷動きが想定以上に堅調で、出資するコンテナ船事業会社の持ち分法投資損益が改善するようです。
共同出資する商船三井と川崎汽船を含めて3社そろって最高益を更新する見込みとのことです。
売上高は、従来予想は7%減の1兆5000億円でしたが、前期比12%増の1兆8000億円を見込んでいるそうです。
子会社の日本貨物航空が手がける航空貨物輸送の引き合いが強いほか、鉄鉱石や穀物を運ぶばら積み船も好況を支えに収益を伸ばすようです。
経常利益は72%増の3700億円と従来予想を2300億円上回るそうです。
けん引役は共同出資するコンテナ船事業会社の伸びのようです。
新型コロナウイルス禍での巣ごもり消費を背景に、前期から輸送需要が旺盛な状態が続いており、郵船はコンテナ船運賃が6月ごろから下落に転じるとみていましたが、足元まで高値圏を保つなか、見通しを現状にあわせた格好のようです。
年間の配当予想は200円を据え置きましたが、最新の配当予想については8月4日に予定している4~6月期の決算発表において公表するとのことです。
3社とも株価は上り調子ですね。
いつまでこの傾向が続くんでしょうね。
9101:5,420円、 9104:5,130円、 9107:3,810円