国内コンビニ事業は外出自粛の影響などで減収が続くものの、映画館事業や中国など海外コンビニ店舗の復調が貢献したようです。
運営する「ユナイテッドシネマ」の収益が想定を上回り、人気アニメ映画「鬼滅の刃」が歴代興行収入1位を記録する歴史的なヒットとなったのが大きいようです。
日系コンビニ最多となる約3000店を展開している中国など、新型コロナウイルスの感染抑制が進む海外でのコンビニ店舗の売り上げ回復も寄与したそうです。
国内では傘下の成城石井など高級スーパーで販売が好調で、高品質な食品を求める需要が底堅いようです。
外出自粛の影響で販売が落ちていた駅構内の店舗でも、年度後半にかけて販売を戻してきているそうです。
一方、国内コンビニ事業は2度の緊急事態宣言などによる外出自粛が響き、月ごとの既存店売上高は1年を通して5%前後前年を下回り、売上高にあたる営業総収入は9%減の6660億円と従来予想を約40億円下ぶれるようです。
2021年2月期の決算発表は8日を予定しているとのことです。
足元でも出控えは続いており、国内コンビニの客数や売上高が新型コロナ感染拡大前の水準に戻るのには時間がかかるようです。
ローソンは米ウーバーテクノロジーズの料理宅配サービス「ウーバーイーツ」に対応する店舗や商品の拡大を進めるなど、ビジネスモデルの変革を急ぐようです。
従来のコンビニ形態だけでは儲からなくなってきているんでしょうかね。
ドラッグストアとの競争もあるでしょうしね。
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